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案件名:モロッコ国特殊高所技術を用いた構造物点検技術普及促進事業
発注者:国際協力機構(JICA)
背景
- モロッコにおいて、主要都市間の高速道路は開通から数十年経ち、既存の高速道路の効率的で有効な維持管理手法の検討・導入が必要とされている状況でした。
- モロッコ高速道路会社(ADM:Autoroutes du Maroc)では、管理する橋梁には斜張橋や橋脚高さの高い橋梁が含まれており、大型構造物の点検が課題となっていました。
プロジェクト目標
- 阪神高速道路とADMは、2015年7月に技術協力の覚書を締結し、技術交流、技術情報の共有・交換、専門技術者や研修生の相互交流に取り組むことを確認しました。技術交流の一環として来日したADMの技術者が、視察した「特殊高所技術」に着目し、モロッコへの導入についての活動が始まりました。
- これらの背景により、ADM職員等を対象に、本邦での座学及び研修、現地での実習訓練を通じて、「特殊高所技術」を用いた道路構造物維持管理の理解促進と技術移転を図ることにより、モロッコの人材のみで当技術を用いた構造物点検等の実施が可能となることを目指しました。
(MOU締結式典の様子)
本事業の普及対象技術 特殊高所技術について
- 株式会社特殊高所技術の保有する特殊高所技術(海外ではNinja Tech と命名)は、高所でロ-プや特殊器具を使用し、技術者自身が安全措置(落下防止処置)を講じながら対象箇所に近接するもので、重機や足場がない環境下でも点検等を可能にする技術です。
阪神高速道路株式会社は株式会社特殊高所技術と連携し、当技術をモロッコに技術移転協力することとなりました。 - モロッコへの技術移転を円滑に進めるため、阪神高速道路と特殊高所技術は共同でJICAの「開発途上国の社会・経済開発のための民間技術普及促進事業」に応募、採択されました。
日本でのトレーニング
日本にADMの職員を受け入れ、阪神高速道路において道路メンテナンスに関する研修や、資格取得に向けた研修を行いました。ADMの職員はその後、長時間にわたる実務経験も積み、日本人技術者の指導を離れて、モロッコ人材のみでの作業が可能となりました。
現在、モロッコでの点検実務に用いられています。
ADM職員によるNinja Techデモンストレーション式典
Ninja Techの資格を取得したADM職員が、自ら全長950mのPC斜張橋において、全高200mの塔部(路面からの高さは100m)にてデモンストレーションを実施し、技術移転の成果として象徴的なものとなりました。
- お問い合わせ先
- 阪神高速道路(株)技術部国際室 international@hanshin-exp.co.jp